
以前ある方から時間銀行知っていますか?
と聞かれ調べていたら、
昨今中国やスペインなどで
時間銀行と言う仕組みがあり
更に調べると大阪にて50年前から
ボランティア労力銀行なるものがあることがわかり
その仕組みを知りたくて
何度かお電話したのですが
全く通じずあきらめていました。
最近、私の勉強会の仲間から
時間銀行のアイデアが出て話を聞くと
まさに私が以前とても知りたかった内容でした。
しかし仕組みがわからずとても困っていました。
その話をお聞きし、いつぞや電話したのを思い出し、
再度ボランティア労力銀行のところに電話しました。
かなり待つと転送になり高齢の方がお出になり、
『お話をしたいのですがよろしいですか』
とお願いし
『お電話ならいつがよろしいですか』
との返事でしたので『行きます、行きます』
と返事したら
『大阪の方ですね』
と聞かれたので
『愛知です』
とお伝えするととてもびっくりされていました。
1週間後の6月30日朝イチより
大阪に行ってきました。
ここでは多くのお話を載せるのは
大変なので書きませんが
6時間ほど理事長と前理事長の方と
50年のあゆみをひたすら聞きました。
理事長のお話では、
以前は労力銀行の仕組みを真似をされて、
時間銀行と名前を変え多くの団体がありましたが
ほとんどがなくなったそうです。
お話を聞いていて思ったことは、
労力銀行のボランティアさんと利用者さんが、
お互い相手のことを思いやり信用することが
1番の基礎にあると思いました。
これが無いと仕組みを作ってもうまくいかないかも
50年間も労力銀行が続いているのは
表面的な仕組みではなく
お互いの思いやりこそが続く秘訣と感じました。
しかし課題もあります。
それは、若い人がほとんどいないこと。
50年前の専業主婦での思いやりの仕組みから
共働きが多い若い人世代の思いやりの仕組みを作ることが必要なのかも
50年前の名前はボランティア労力銀行でしたが今はNPO団体になり
名前もボランティア労力ネットワークに変更になりました。
あえて労力銀行の名前を使ったのは、
理事長さんの創設者水島照子さんに対する
熱い想いから私が勝手に今回は労力銀行としました。
私は相変わらず話好きのため写メ撮るの
忘れましたがボランティア労力銀行の本を数冊いただきました。

全国には多くの会員さんがいます。
私も会員になろうと思います。
多くの会員さんの話を聞くことで
共働き世代でもやれる労力銀行ができるといいな。
